アメリカのビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)は11月2日から6日までの1週間で、12億8000万ドル(約2048億円、1ドル=160円換算)の純流出を記録した。
Farside Investors(ファーサイド・インベスターズ)のデータによると、6月下旬以来の大きさで、流入超となったのは4日の1日だけだった。年初来の収支は約9億1410万ドル(約1463億円)の流出超に転じ、9月下旬から積み上げた上昇分が帳消しになった。
銘柄別では、BlackRock(ブラックロック)のIBITが週間で12億950万ドル(約1935億円)流出し、全体の大半を占めた。6日だけで4億300万ドル(約645億円)が流出し、同日の流出総額の約88%に達した。
Grayscale(グレイスケール)のGBTCも6100万ドル(約98億円)流出した。一方、Fidelity(フィデリティ)のFBTCは週間で9310万ドル(約149億円)の流入超を保った。
背景には、3日の米中間選挙で民主党が上下両院を制した後の株式と暗号資産(仮想通貨)の売りがある。AI投資への懐疑も重なった。ビットコインは9日朝時点で7万5600ドル前後で推移している。
イーサリアム(ETH)ETFは3億6530万ドル(約584億円)が流出し、6週連続のマイナスとなった。ソラナ(SOL)ETFとハイパーリキッド(HYPE)ETFも、いずれも上場来最長となる5週連続の流出を記録した。
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|文・編集:井上 俊彦
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