ビットコイン現物ETF、第3四半期に約1兆円の資金流入

アメリカのビットコイン(BTC)現物ETF(上場投資信託)は、2026年第3四半期(7〜9月)に約63億4000万ドル(約9827億円、1ドル=155円換算)の純流入を記録した。

SoSoValueのデータによると、7月は1億7200万ドル(約267億円)、8月は35億2000万ドル(約5456億円)、9月は26億5000万ドル(約4108億円)で、第2四半期の約50億ドル(約7750億円)の純流出から一転し、今年最も好調な四半期となった。

CoinGlassによると、ビットコインは同四半期に42.71%上昇した。2024年第4四半期以来の大きな上昇率で、第3四半期としては2017年以来の好成績だ。例年弱いとされる9月も6.33%上昇した。

ただし、9月の資金流入は低調な形で終わった。9月30日には約1億4900万ドル(約230億円)の純流出となり、約31億ドル(約4805億円)を集めた9営業日連続の純流入が途切れた。

一方、イーサリアム(ETH)現物ETFは第3四半期に約30億5000万ドル(約4728億円)の純流入を集めた。イーサリアムは同期間に約71%上昇し、第3四半期として過去最大の上昇率となった。

ビットコイン現物ETFの総純資産は1079億8000万ドル(約16兆7369億円)に達し、ETFが上半期の下落からの回復を支えた格好だ。

日本では暗号資産ETFは未解禁だが、2026年7月成立の改正金融商品取引法を受け、2028年にも解禁される見通しと報じられている。

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|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock