暗号資産(仮想通貨)取引所OKXとニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社Intercontinental Exchange(インターコンチネンタル・エクスチェンジ、ICE)が進めるトークン化株式取引計画に対し、Amazon(アマゾン)、Tesla(テスラ)、SpaceX(スペースX)など6社が新たに異議を申し立てた。
両社の関連会社による合弁事業「OKXICE」が11月2日に更新した公開通知で明らかになった。
新たに加わったのは、アマゾン、テスラ、スペースX、Netflix(ネットフリックス)、SoFi Technologies(SoFiテクノロジーズ)、Lam Research(ラム・リサーチ)の6社。異議申し立て企業は従来の50社から56社に増加した。
CoinDeskの集計によると、OKXICEが当初取引対象に選定した62社のうち、49社が異議を申し立てており、約79%を占める。一方、異議を申し立てた企業全体は56社で、このうち7社は当初の選定対象に含まれていなかった。
OKXICEは、米国株式をブロックチェーン上でトークン化し、ステーブルコインを使って24時間取引できる市場を構築する計画だ。米証券取引委員会(SEC)が導入した5年間の条件付き規制適用除外「イノベーション免除」を活用する。同取引施設では注文板を設けず、自動マーケットメーカー(AMM)による流動性プールを通じて取引を実行する。
SECの規定では、発行企業は書面通知を受領してから30日以内に、第三者による自社株式のトークン化取引に異議を申し立てられる。10月4日に通知を受け取った企業の期限は11月3日となるが、実際の期限は各社の受領日によって異なる。取引施設には異議の公表まで最大5営業日の猶予があり、今後も追加の申し立てが公表される可能性がある。
11月2日時点で異議が公表されていない企業は、Apple(アップル)、Strategy(ストラテジー)、Robinhood(ロビンフッド)、Coinbase(コインベース)、Circle(サークル)など13社。ただし、異議の不在は参加への同意を意味しない。Securitize(セキュリタイズ)とBitGo(ビットゴー)は以前、異議を申し立てる予定はないと回答している。
【次に読む】
» JPモルガン、自社株トークン化に異議
» Intel・IBMなど4社、株式トークン化に異議
» 株式トークンにMicrosoftとGoogleが異議
|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Sundry Photography – stock.adobe.com


