暗号資産(仮想通貨)のハードウェアウォレットを手がけるLedger(レジャー)が、分散型金融(DeFi)の融資基盤Morpho(モルフォ)を活用した借入機能「Crypto Loan(クリプトローン)」を管理アプリに導入した。
同機能では、利用者はビットコイン(BTC)を売却せず、担保として活用してステーブルコインを借りられる。
レジャーによると、担保に使えるのはビットコインに連動するトークン「WBTC」と「cbBTC」だ。利用者はアプリ内で、米ドルに価値を連動させるステーブルコイン「USDC」や「USDT」を借り入れる。サービスの対象地域は国・地域によって異なり、日本での提供については発表されていない。
融資にはモルフォの仕組みを使い、借入や返済などの操作はレジャーのアプリ内で行う。担保は、ブロックチェーン上で契約を自動実行するプログラム「スマートコントラクト」に預けられる。このプログラムが利息の計算や借入状況の記録、担保の清算などを処理する。
アプリでは、担保価値に対する借入額の割合を確認できる。追加の担保を入れたり、返済したりする操作にも対応する。契約前に借入のシミュレーションもできるという。
ただし、借入金利は変動する。レジャーによると、担保価値の下落などで借入の条件を満たせなくなると、担保が売却される「清算」が発生するという。
一方、レジャーは、資産流出の被害者1人の端末から不正な装置が見つかったと発表している。10月15日には、改ざん検知機能を強化した新端末「Ledger Atom(レジャー・アトム)」も発表した。
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|文:平木 昌宏
|画像:Ledger(レジャー)公式リリースより


