DeltaForesight(デルタフォーサイト)は10月15日、設計・開発に携わる分散型金融(DeFi)の「JPY DeFi(ジェーピーワイ・ディーファイ)」を、イーサリアムの本番ネットワークで公開したと発表した。
利用者は暗号資産(仮想通貨)などを担保として預け、1枚あたり1円との価値連動を目指す暗号資産型ステーブルコイン「JPYdf」を借り入れられる。
DeFiとは、あらかじめ定めた条件で動くプログラムを使い、資産の貸し借りや交換などを行う仕組みだ。JPY DeFiでは、円を基準とした借入や取引ができる。
担保として預けられるのは、イーサリアムのステーキング資産を表すトークン「wstETH」と、ステーブルコイン「USDC」だ。担保の種類ごとに独立した市場を設け、それぞれ異なる担保率や清算条件を適用する。
JPYdfを借り入れるには、借入額を上回る価値の担保を預ける必要がある。「過剰担保」と呼ばれる仕組みで、公式ドキュメントでは、100万円と評価される担保に対し、50万JPYdfの債務がある場合、担保率は200%になると説明している。
ただし、担保価値が下がったり、利息などで債務が増えたりすると、担保率は低下する。担保の価格が変わらなくても、清算の基準に近づくことがある。借り手には金利に加え、借入時の手数料やネットワーク利用料などの負担も生じる。

また、JPYdfの価格を1円に近づけるため、JPYdfを担保資産を表すトークンと交換する「償還」機能も備える。公式ドキュメントによると、市場価格が1円を下回った際に、JPYdfを購入して償還する取引が、価格を戻す方向に働く設計だ。
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|文:平木 昌宏
|画像:DeltaForesight株式会社リリースより(キャプチャ)
|トップ画像:JPY DeFi(キャプチャ)


