Metaplanet(メタプラネット)のSimon Gerovich(サイモン・ゲロヴィッチ)CEOは、暗号資産(仮想通貨)取引所Binance(バイナンス)で発生した大規模な資金流出を受け、Xへの投稿で自社の保管体制を説明した。
同社が保有するビットコイン(BTC)はすべて、規制下にあるカストディアン(資産保管業者)のコールドストレージで保管しているという。
今回の問題を巡っては、バイナンスが10月30日、ハッキングによる被害総額を約63億ドル(約9891億円、1ドル=157円)と推計したと発表した。
TRM Labs(ティーアールエム・ラボ)の分析によると、流出した資産はすべて、インターネットに接続された「ホットウォレット」で保管されていたという。
一方、メタプラネットが採用するコールドストレージは、秘密鍵をインターネットから切り離した環境で管理する保管方式だ。ゲロヴィッチ氏は、自社が利用する保管業者を「最高水準」と表現した。
同氏は、業界の一員として、こうした局面こそ結束が必要だとの考えも示した。また、ビットコインのネットワークは正常に稼働しており、2009年以来、設計通りにブロックの生成を続けていると強調した。
こうした保管体制の説明があった一方で、メタプラネットの株価はBTCとともに下落している。
Yahoo!ファイナンスによると、10月30日の終値は前日比20円(7.58%)安の244円だった。

|文:NADA NEWS編集部
|画像:3月25日、イベントに登壇するゲロヴィッチ氏(撮影:橋本祐樹)


