三井住友フィナンシャルグループ(FG)が、SBIホールディングス(HD)とStartale Group(スターテイル・グループ)の合弁会社「SBIスターテイルマーケティング」に5%を近く出資すると、10月30日付の日本経済新聞が報じた。
三井住友FGはSBIと資本業務提携し、三井住友FGの顧客基盤を生かして、円建てステーブルコイン「JPYSC」を資産運用や決済などに活用する金融サービスの開発を目指すという。
SBIスターテイルマーケティングは、JPYSCの活用に向けた企画やブロックチェーン技術を使った金融商品の開発を手がけており、三井住友FGの参画によって流通や用途の拡大を図る方針だ。
三井住友銀行は約2400万人の個人顧客を抱えており、将来的には、ブロックチェーン上で取引される金融商品の決済や、即時決済などにJPYSCを活用する可能性も検討するという。
JPYSCは、SBI新生信託銀行が発行し、SBI VCトレードが流通を担う信託型の円建てステーブルコインで、6月24日に提供を開始し、10月30日時点の発行残高は約208億円相当に達している。
また、三井住友銀行は三菱UFJ銀行やみずほ銀行などともステーブルコインの共同発行に取り組んでおり、10月16日には実証実験で共同発行モデルの実現性を確認したと発表している。
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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock


