BNB Chain(BNBチェーン)が、トークン化された株式と上場投資信託(ETF)の総額で10億ドル(約1550億円、1ドル=155円換算)を初めて超えたブロックチェーンとなった。
Token Terminal(トークンターミナル)のデータによると、トークン化株式・ETFの時価総額は8月の28億7000万ドル(約4449億円)から9月には約17%増え、33億5000万ドル(約5193億円)となった。
10月2日時点の市場全体は37億ドル(約5735億円)で、BNBチェーンが11億ドル(約1705億円)と約30%を占める。Ethereum(イーサリアム)の8億2800万ドル(約1283億円、22%)、Solana(ソラナ)の7億3800万ドル(約1144億円、20%)が続く。1月時点ではイーサリアムが約48%を占め、BNBチェーンは13%にとどまっていた。
Binance Research(バイナンス・リサーチ)は9月29日付のリポートで、BNBチェーン上の保有者数は180万人(シェアは45%)に達したと分析した。6月下旬に始まったバイナンスの「bStocks」が成長をけん引し、分散型取引所(DEX)での取引比率は9月平均で11%と、ミームコインの17%に近づいている。
トークン化株式が24時間移転でき、DeFi(分散型金融)の担保にも使われ始めたことで、オンチェーン経済の主役はミームコインから現実資産へ移りつつある。ただし、同リポートはバイナンス自身の調査部門によるものである点には留意が必要だ。
日本では三菱UFJ信託銀行などがProgmat(プログマ)と組み、国内初の国内籍トークン化投資信託を8月31日に設定して実証実験を始めている。
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|文・編集:井上 俊彦
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