クラーケン、トークン化株式で利回り獲得の新機能導入

暗号資産(仮想通貨)取引所Kraken(クラーケン)は9月14日、同社が扱うトークン化株式・ETF「xStocks」の保有者向けに、運用機能「xStocks Vaults」を導入した。

利用者は保有中の対象トークンを預けると、分散型金融(DeFi)を通じた運用から報酬を得られる。手数料控除後の想定利回りは最大年率2%としている。

対象となるトークンは「SPYx」「QQQx」「NVDAx」の3種類。SPYxは、S&P500に連動するETF「SPDR S&P 500 ETF Trust」に対応する。QQQxはナスダック100に連動するETF「Invesco QQQ Trust」、NVDAxはエヌビディア株に対応する。

預けられたトークンは担保として使われ、借り入れたステーブルコインがDeFiの運用先に振り向けられる。利用者は、対応する株式やETFの値動きへの連動を維持しながら報酬を得る。引き出しはいつでも申請できるが、完了までに3日間を要する。

クラーケンは1月にステーブルコイン、5月にビットコイン向けのDeFi運用機能を導入しており、今回は対象をトークン化株式・ETFへ広げた。

利用地域には制限がある。米国、英国、カナダなどに加え、日本もクラーケンのサービス提供対象外地域に指定されている。日本居住者はこの機能を利用できない。

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|文:平木 昌宏
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