メタプラネット株、21%急伸──連休中にビットコインが大きく値上がり

シルバーウィークの連休中にビットコイン(BTC)が上昇したことを受け、メタプラネットの株価は休み明けの9月24日午前、急伸した。

終値(9月18日)に243円だった株価は、24日の取引で一時294円まで上値を伸ばし、前日比21%高をつけた。

同社の株価は9月に入り、低迷していた。

米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)は18日、同業10社の経営陣向け報酬制度を調査し、メタプラネットを唯一「Bad」と評価した。株を1株10円で取得できるストックオプションが残っており、株式の希薄化への懸念が消えていないことが理由だ。

同社の筆頭株主だった米資産運用会社キャピタル・リサーチ・アンド・マネージメント・カンパニー(Capital Research and Management Company)も9月中旬、同社株を約48億円分売却した。

同社の株価はこれまでも、ビットコインが上がると連動して急伸したのち失速する動きを繰り返してきた。8月中旬にはビットコインの上昇を受けて300円台を回復したが、9月に入るとその分の上昇を失う下落が続いた。

暗号資産(仮想通貨)関連株として値動きが大きいメタプラネットは、連休中に置き去りになっていたビットコイン高の分を、休み明けの1日で一気に取り込む形になった。

9月24日午前の東証値上がり率ランキング(ヤフーファイナンス)では、暗号資産をトレジャリー資産として保有する企業が上位に並んだ。

エスクリプトエナジーが31.48%高で首位、メタプラネットが18.52%高で5位となり、イーサリアムを軸とするTORICOとDef consultingもそれぞれ18.18%高、18.00%高で6位、7位に入った。

【次に読む】
» メタプラネット株、300円回復──ビットコイン続伸で2日連続の大幅高
» メタプラネット株、続落──ビットコイン高で膨らんだ8月上昇分を失う
» 【ST最前線】不動産STのその先へ──大和証券・澤氏が描くオンチェーン資本市場

|文:栃山直樹
|画像:同社ウェブサイトから(キャプチャ)