BlocksBridge Consulting(ブロックスブリッジ・コンサルティング)は8月20日、上場ビットコインマイナーとAIデータセンター企業15社は2026年に合計307億ドル(約4兆9120億円、1ドル=160円換算)を設備投資したと報告した。
これは2026年の最新データによるもので、すでに2025年通年の215億3000万ドル(約3兆4448億円)を40%以上上回る水準だ。
一方で、収益は投資に追いついていない。分析可能な上場マイナー9社は2026年上半期に51億1000万ドル(約8176億円)を設備投資に費やしたが、AI・高性能計算(HPC)関連で報告された収益は3億4120万ドル(約546億円)にとどまった。投資額は収益の約15倍に達する。
「電力契約や利用可能な土地はマイナーに初期段階での優位性を与えるかもしれないが、それらの資産をAI対応の設備に転換するには、変電所、建物、冷却システム、ネットワーク機器、そして一部のビジネスモデルではGPUが必要となる」と同社は指摘する。
収益自体は拡大している。上場マイナー9社の第2四半期のAI・HPC収益は前期比52%増の2億580万ドル(約329億円)で、Core Scientific(コア・サイエンティフィック)が増加分の大半を占めた。
ビットコイン(BTC)は今週大きく上昇し7万2000ドル台を回復したが、長期のAI契約を抱えた企業にとって、相場回復が必ずしも救済になるとは限らない。
|文・編集:井上 俊彦
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