韓国サムスン電子は11月5日、米国のGalaxyユーザー向けに、デジタルウォレットアプリ「Samsung Wallet(サムスン・ウォレット)」の新機能「Stablecoin Account」の提供開始を発表した。
サービスは11月2日に稼働しており、対象ユーザーはSolana(ソラナ)ブロックチェーン上で米ドル連動型ステーブルコインUSDコイン(USDC)の購入、保有、送受信ができる。
同社は10月7日に新機能を予告し、当初は10月最終週の提供開始を予定していた。
米国内では約8200万台のGalaxy端末が対応可能とされる。利用条件は、18歳以上の米国居住者で、Samsung Accountを保有し、Android 13以降を搭載した対応端末を使用すること。本人確認や指紋認証の設定も必要で、ニューヨーク州の居住者は対象外となる。
利用者は、米国内の他のサムスン・ウォレットtユーザーや対応する外部暗号資産(仮想通貨)ウォレットに、サムスン側の送金手数料なしでUSDCを送れる。ただし、送金先の事業者が別途手数料を課す場合がある。
また、60カ国以上にある対象銀行口座への国際送金にも対応し、受取人は現地通貨で資金を受け取れる場合がある。手数料や利用条件は送金先によって異なる。
口座管理や送金インフラは、認可を受けた事業者Bastion(バスティオン)が提供する。USDCはCoinbase(コインベース)が再保管先として「Coinbase Prime Vault」を通じて管理する。
利用者は別の暗号資産アプリを導入したり、秘密鍵を自ら管理したりする必要がない。なお、同口座は銀行預金口座ではなく、預金保険の対象にもならない。
サムスンは今後、オンラインや実店舗でのステーブルコイン決済に加え、各国の規制に応じた提供地域の拡大を検討する。
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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Adobe Stock


