ビットコイン(BTC)財務企業のStrive(ストライブ)は9月28日、アメリカ証券取引委員会(SEC)への提出書類で、9月21日から25日にかけて1107BTCを平均8万5396ドルで購入したと開示した。
取得総額は約9450万ドル(約146億円、1ドル=155円換算)で、保有量は2万7462BTC(約23億ドル相当)に増えた。前週の1355BTCからは購入量が縮小した。
同社のMatt Cole(マット・コール)CEOはXで、ワラント(新株予約権)の行使で別途1240万ドル(約19億円)を得たと明かし、これを含む調達総額の85%が優先株「SATA」によるものだったと説明した。SATAの発行済み株式数は1週間で約100万株増えた。
Bitcoin Treasuriesによると、Striveは上場企業のBTC保有量で第5位だ。2位のTwenty One Capital(トゥエンティワン・キャピタル)の4万3514BTCに年内に並ぶには、週に約1235BTCの購入が必要になる。同日にはStrategy(ストラテジー)も1665BTCを追加し、保有量を過去最多の84万7666BTCに伸ばした。
優先株による調達は普通株の希薄化を抑えられる一方、配当が固定的な負担となるため、BTC価格が低迷すれば資金繰りを圧迫しかねない。
日本では上場企業保有量3位のメタプラネットが4万3000BTCを保有するが、mNAV(企業価値とBTC保有額の比率)は0.78倍と1倍を割っており、1.63倍のStriveとは資金調達力に差がある。
Striveが現在のペースを保てば、年末には約4万2000BTCに達し、メタプラネットに迫ることになる。
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|文・編集:井上 俊彦
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