Coinbase CEO「BTCは底打ち」──2030年に40万ドルの目標を維持

暗号資産(仮想通貨)取引所大手Coinbase(コインベース)のCEO、Brian Armstrong(ブライアン・アームストロング)氏は9月10日、米CNBCの番組に出演し、ビットコイン(BTC)が2030年までに40万ドルに達するとの見通しについて「妥当な目標だと思う」と述べた。現在の7万7000ドル前後から約5倍の水準だ。

アームストロング氏は、ビットコインは約4年周期で上昇と熱狂、約1年の下落を繰り返すと説明し、「今回の下落局面は1年の節目を越えた。個人的には今サイクルの底は打ったと思う」と語った。世界的に債券市場への圧力が強まる中でも、約1年半後の半減期に向けて今後1〜2年は上昇基調に入るとみているという。

規制面では、9月15日に上院で予定される「CLARITY法案(クラリティ法案)」の審議入りを決める手続き投票について、賛成票を得られる状況にあると強調した。もし法案が頓挫しても、アメリカ証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)が既存の権限で規則整備に動くため、いずれにせよ1カ月以内に規制は明確になるとした。

同氏はBloomberg(ブルームバーグ)の取材にも応じ、ステーブルコイン市場が2030年に3兆ドル(約465兆円)(1ドル=155円換算)に達するとの予測を示し、決済、トークン化、予測市場、AIエージェントによる金融を注力する分野として挙げた。

ただし、同氏は2025年8月に「2030年までに100万ドル」と予想していた。また、予測市場でのクラリティ法案の年内成立確率は2割未満にとどまる。

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|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock

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