暗号資産(仮想通貨)取引所OKXは9月10日、欧州市場でOpenAI(オープンAI)とAnthropic(アンソロピック)の企業価値に連動する「プレIPO X-Perps」の提供を開始した。
上場前の大手テクノロジー企業への投資需要が高まる中、欧州の投資家に新たな取引手段を提供する。
今回の商品はオープンAIやアンソロピックの株式そのものではなく、両社の企業価値の変動に連動するデリバティブ。投資家は最大10倍のレバレッジを利用し、価格上昇を見込むロングと下落を見込むショートの双方で取引できる。実際の株式や議決権、将来の株式を取得する権利などは付与されない。
未上場企業の株式は通常、資金調達ラウンドや流通市場を通じて取引され、参加できる投資家が限定される場合がある。プレIPO X-Perpsは、こうした企業への直接投資が難しい投資家に別の取引手段を提供する一方、実際の株式を代替するものではない。
同様の商品はすでに他の暗号資産取引所でも広がっており、Hyperliquid(ハイパーリキッド)やBinance(バイナンス)もオープンAIとアンソロピックに連動する市場を提供している。
OKXはこれとは別に、欧州でトークン化株式の取り扱いも開始した。SpaceX(スペースX)、Alphabet(アルファベット)、NVIDIA(エヌビディア)、Palantir(パランティア)などの株式や、SPY、QQQを含む100市場を24時間365日取引できる。
これらは原資産の価格に連動するが、実際の株式や議決権を付与するものではない。一部はOKXから自己管理型ウォレットに移転して保有することも可能だという。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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