Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)は8月12日、オプション戦略を活用したETF(上場投資信託)を手掛けるNEOS Investmentsを最大22億5000万ドル(約3600億円、1ドル=160円換算)で買収する契約を締結したと発表した。
買収対価は現金と株式で支払われ、一定の業績やサービス提供条件の達成が条件となる。取引は規制当局の承認などを経て、2027年第1四半期の完了を見込んでいる。
今回の買収により、NEOSが運用するビットコイン(BTC)およびイーサリアム(ETH)関連のオプション収益型ETF3本が、ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(GSAM)のETF事業に加わる。
対象は「NEOS Bitcoin High Income ETF(BTCI)」「Boosted Bitcoin High Income ETF(XBCI)」「Ethereum High Income ETF(NEHI)」で、NEOSによると既存ETFは買収後も現在のティッカーで取引を継続する予定だ。
3本はいずれも暗号資産(仮想通貨)へ直接投資するのではなく、ビットコインまたはイーサリアムに連動する上場商品を通じて価格エクスポージャーを確保し、オプション戦略を活用して月次収益の獲得を目指す。
NEOSは2022年設立で、6月末時点で19本のオプション収益型ETFを通じて300億ドルを運用している。米国株指数や金のほか、ビットコインやイーサリアム関連の商品も展開してきた。
ゴールドマン・サックスのDavid Solomon(デビッド・ソロモン)会長兼最高経営責任者(CEO)は、アクティブETFへの需要が拡大する中、NEOSの投資アプローチは同社のバッファー型、マネージド・アウトカム型、インカム戦略と高い補完性があるとの認識を示した。
|文・編集:Shoko Galaviz
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