米民主党のRon Wyden(ロン・ワイデン)上院議員は、暗号資産(仮想通貨)市場構造法案「Clarity Act(クラリティ法案)」に含まれる「Blockchain Regulatory Certainty Act(BRCA:ブロックチェーン規制確実性法)」条項を維持するよう求める書簡を、上院多数党院内総務のJohn Thune(ジョン・スーン)氏と上院少数党院内総務のCharles Schumer(チャールズ・シューマー)氏に送付した。The Blockが報じた。
BRCA条項は、非カストディアル型の開発者に対するセーフハーバーを設け、こうした開発者が送金業者に該当しないことを明確化するもの。
BRCAは単独法案として提出されたが、現在はクラリティ法案に組み込まれている。
The Blockによると、法案は今年初め、共和党のCynthia Lummis(シンシア・ルミス)上院議員によって提出され、ワイデン上院議員が唯一の共同提案者となっている。
BRCA条項は暗号資産業界の多くの関係者から支持を得ており、ソフトウェア開発者に必要とされている法的確実性をもたらし、イノベーションの海外流出を防ぐ効果があると評価されているとのこと。
一方で、一部の法執行機関や宗教系団体からは、人身売買対策を弱体化させ、捜査の妨げになりかねないとの批判が出ているという。
The Blockによると、ワイデン上院議員は書簡の中でこうした批判に反論し、BRCA条項は米司法省と米財務省の金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)の方針を統合し、無許可の送金業者として事業を行う悪質な主体に対してリソースを確実に集中させることにつながると主張した。
|文・編集:廣瀬 優香
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