米金融サービス大手Robinhood(ロビンフッド)で、ビットコイン(BTC)や金、原油の値動きを対象とする予測市場が急成長している。CoinDesk(コインデスク)が10月23日、同社の先物・予測市場部門の責任者の発言を報じた。
予測市場とは、将来の出来事が起きるかどうかを予想し、その結果に応じて支払いが決まる商品を売買する市場だ。この商品を「イベント契約」と呼ぶ。例えば、指定時刻にビットコインが一定の価格を上回るかを予想し、ビットコイン自体を購入せずに取引できる。
同責任者は10月22日、ニューヨークで開かれた会議で、利用者の関心がスポーツや選挙から金融市場にも広がっていると説明したという。スポーツ関連が引き続き最大の分野だが、9月に同社で最も取引されたイベント契約は、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利決定に関するものだった。
暗号資産(仮想通貨)関連では、短時間の値動きを予想する取引も広がっている。報道によると、結果が確定するまでの期間は従来の1週間から1日へと短くなり、現在は15分の契約もあるという。同責任者は、短時間で損失が生じ得る点にも言及した。
予測市場の成長は、同社の決算にも表れている。ロビンフッドが7月29日に発表した2026年第2四半期決算では、イベント契約収益が前年同期の10倍超に拡大し、暗号資産取引と株式取引による収益をそれぞれ上回った。
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|文:平木 昌宏
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