ウィンクルボス兄弟、プライバシー系「Zcash」現物ETFを米SECに申請

暗号資産取引所Gemini(ジェミナイ)の共同創業者、ウィンクルボス兄弟が関わるWinklevoss Asset Services(ウィンクルボス・アセット・サービシズ)は10月6日、暗号資産(仮想通貨)Zcash(ジーキャッシュ:ZEC)の現物ETF(上場投資信託)を米証券取引委員会(SEC)に申請した。

SECに提出した登録届出書(Form S-1)によると、「Winklevoss Zcash ETF」はZECを実際に保有し、その価格への連動を目指す。

承認されれば、Nasdaq(ナスダック)に「WINK」のティッカーシンボルで上場する計画だ。

現物ETFを使えば、投資家はZECそのものを暗号資産取引所で購入して保管する代わりに、証券口座を通じてZECの値動きに投資できる。

今回の商品では、裏付けとなるZECの保管をGemini Trust Company(ジェミナイ・トラスト・カンパニー)が担う。

Zcashは2016年に登場した暗号資産で、送金元や送金先、金額などの取引情報を非公開にできる機能を特徴とする。

こうした匿名性の高さから、日本ではコインチェックが2018年6月に取り扱いを終了して以降、国内の暗号資産交換業者では売買できない状態が続いている。

米国では、Zcashを対象とする現物ETFがすでに登場しており、Grayscale(グレースケール)は8月25日、ZECを直接保有する「The Zcash ETF(ZCSH)」をNYSE Arcaに上場した。

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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock

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