Digital Currency Group(デジタル・カレンシー・グループ:DCG)傘下で、暗号資産(仮想通貨)Zcash(ジーキャッシュ:ZEC)のマイニングを手がけるFortitude Mining Holdings(フォーティテュード・マイニング・ホールディングス)は10月5日、BITMAIN(ビットメイン)の次世代Zcash採掘機を最大1億ドル(約160億円、1ドル=160円換算)購入する計画を発表した。
フォーティテュードはすでにZcashの採掘事業を展開しており、5月にはBITMAIN製の採掘機「ANTMINER Z15 Pro」9000台を発注している。
今回はさらに、まだ一般販売されていない次世代機を他社に先駆けて調達できるよう、優先供給枠を確保した。
締結した意向書には法的拘束力がなく、最大1億ドルの購入額や台数は今後決まる予定で、BITMAINが次世代機の性能や価格を正式に発表した後、両社が購入契約を結ぶという。機器の出荷は2027年第2四半期から始まる見通しだ。
フォーティテュードは、既存の採掘機に加えて次世代機の導入も進め、Zcashの採掘能力をさらに拡大する方針で、今回の設備投資に向け、親会社DCGからの融資枠も5000万ドルから7000万ドル(約112億円)へ引き上げた。
なお、Zcashでは大型アップデート「NU7」の導入準備も進んでおり、テストネットではブロックの生成間隔を75秒から25秒へ短縮し、取引承認までの待ち時間を減らす狙いだ。
開発者はテスト結果を踏まえて10月20日にメインネットへの導入を判断し、11月5日前後の実施を目標としている。
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|文:平木 昌宏
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