金融庁、暗号資産担保ローン「CryptoPawn」運営会社に警告──「IZAKA-YA」との関係疑う声も

金融庁は9月11日、暗号資産(仮想通貨)担保ローン「CryptoPawn(クリプトポーン)」を運営するBit Hills Inc.(ビットヒルズ)について、無登録で貸金業を行っているとして警告した。

CryptoPawnは、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)、ステーブルコインなどの暗号資産を担保に、日本円を借り入れられるサービスだ。

同サービスをめぐっては、出金停止騒動に発展した暗号資産サービス「IZAKA-YA(イザカヤ)」との関係を疑問視する声がX上で相次いでいる。

CryptoPawnの公式ブログではこれまで、IZAKA-YAの登録や入金、レンディング方法を紹介する記事を掲載してきた。こうした接点から、X上では両サービスの運営上のつながりを疑う指摘が出ており、今回の警告を受けて批判がさらに強まっている。

IZAKA-YAでは8月下旬、利用者から「出金できない」との訴えが相次ぎ、運営側も一部アカウントの送金・出金を停止していることを認めた。

その後、JPYC社の岡部典孝代表取締役が、利用者から寄せられた相談について金融庁に情報提供。金融庁は9月1日、IZAKA-YAを運営する香港のIzakaya Limitedに対し、日本居住者を相手に無登録で暗号資産交換業を行っていたとして警告書を発出した。

IZAKA-YAへの警告から10日後、CryptoPawnの運営会社Bit Hills Inc.も金融庁から警告を受けた形だ。

なお、暗号資産を巡る相談やトラブルは足元でも相次いでいる。

金融庁が9月11日に公表した「金融サービス利用者相談室」の集計によると、2026年4~6月に寄せられた暗号資産関連の相談は1374件だった。

また、投資商品と暗号資産を合わせた「詐欺的な投資勧誘」に関する相談は1961件に上り、このうち1616件では何らかの被害が発生していた。

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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stockより

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