米資産運用会社T. Rowe Price(ティー・ロウ・プライス)は、複数の暗号資産へ投資するアクティブ運用型の現物上場取引商品「T. Rowe Price Active Crypto ETF」をNYSE Arcaに上場した。ティッカーは「TKNZ」。同社は、米国初のアクティブ運用型スポット・マルチトークンETPと説明している。
TKNZは商品名に「ETF」を含むが、1940年投資会社法に基づく一般的なETF(上場投資信託)ではなく、デラウェア州法上の信託として組成されたETP(上場取引型金融商品)となる。
約90年の運用実績を持つティー・ロウ・プライスは、約1兆8000億ドル(約288兆円、1ドル=160円換算)超の顧客資産を運用している。TKNZでは、同社の調査や市場見通しに基づき、ポートフォリオマネージャーが暗号資産の選定や組み入れ比率を機動的に調整する。
上場時点の資産配分では、ビットコイン(BTC)が40.75%と最大で、イーサリアム(ETH)が18.42%で続く。このほか、BNBが11.01%、ソラナ(SOL)が9.44%、エックス・アール・ピー(XRP)が9.37%、HyperliquidのHYPEが6.45%、ステラルーメン(XLM)が3.00%、ドージコイン(DOGE)が1.28%、USDコイン(USDC)が0.16%、現金・現金同等物が0.11%となっている。
目論見書によると、TKNZはプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークの暗号資産にも投資できるが、現時点では保有資産のステーキングを行わない。必要な運用方法やリスクを投資家に開示した上で、将来的に導入する可能性は残している。
|文・編集:Shoko Galaviz
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