米人工知能(AI)開発大手Anthropic(アンソロピック)は11月2日、米国での新規株式公開(IPO)に伴う日本の投資家向け株式募集の有価証券届出書を関東財務局に提出した。ロイターが同日報じた。日本国内での募集額の上限は35億ドル(5530億円、1ドル=158円)としている。
同報道によると、株式募集はみずほ証券が事務幹事、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が幹事を務める。ゴールドマン・サックス証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、モルガン・スタンレーMUFG証券、楽天証券、SBI証券が取り扱う。
日本向けの募集上限額は、今年6月に上場した米宇宙企業SpaceX(スペースX)の国内募集実績22億ドルの約1.6倍に当たる。
対話型AI「Claude(クロード)」を開発するアンソロピックは10月26日、米証券取引委員会(SEC)にIPOに向けた登録届出書を提出したと発表した。銘柄コード「ANT」でナスダック市場への上場を計画している。
同社の上場を見据えた取引は、暗号資産(仮想通貨)市場でも始まっている。取引基盤Hyperliquid(ハイパーリキッド)上では、trade.xyz(トレード・エックスワイゼット)が関連する無期限先物「ANT」を提供している。
また、同社名を冠したミームコイン「Anthropic meme(ANT)」も取引されている。ただし、CoinMarketCapにはアンソロピックとは無関係と明記されており、同社の株式とは異なる。
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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock


