gumiは11月2日、予測サービス「ヨソクヒロバ」を12月18日正午で終了すると発表した。
6月9日に始まったばかりのサービスで、開始からわずか5カ月での終了発表となる。
ヨソクヒロバは、政治やスポーツなど世の中の出来事の行方を、無料のポイントで予想するサービス。予想に使う「ヨソポ」は無料で配られ、当たるともらえる「ゴールド」は「えらべるPay」などの電子マネーに交換できた。
海外で広がるPolymarket(ポリマーケット)などの予測市場は、暗号資産(仮想通貨)などのお金を賭けて参加する。
日本で同じことをすると、賭博罪に当たるおそれがある。そこでgumiは、利用者がお金を一切払わない仕組みにし、法律事務所と検討を重ねたとしていた。
プロジェクト責任者の安積氏はNADA NEWSによる3月の取材で、目指すのは「予測市場の大衆化」だと語っていた。暗号資産に詳しい人だけでなく、ポイ活をする人や学生、主婦にも広げたい考えだった。
ブロックチェーン等事業を率いる寺村氏は、さらにその先も見据えていた。米Kalshi(カルシ)のように、予測を金融商品として売買する形も日本で実現し得るとの見方を示していた。金融機関と話し合いを始めているとも明かしていた。
8月にはニュースアプリ「Gunosy(グノシー)」でも使えるようになり、利用の場を広げていた。
国内では、予測市場をめぐる議論が動き始めている。
自民党は10月20日に勉強会を開き、11月中旬には国内の事業者を招いて2回目を開く。無料ポイントで挑んだ日本版予測市場の試みは、その議論が深まる前に、約半年で幕を閉じることになる。
公式Xによると、ヨソポの獲得と予測の新規出題は、発表当日の11月2日で終了する。ゴールドの獲得は11月30日、交換は12月18日正午で終了し、期限までに交換されなかったゴールドは失効する。
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|文:栃山直樹
|画像:ヨソクヒロバXから


