ビットコイン(BTC)は10月30日早朝、8万ドル台で推移した。CoinMarketCapの取得データでは約8万800ドルとなり、過去24時間で約0.9%下落した。
29日には一時7万9600ドル付近まで下落し、その後8万ドル台を回復したものの、前日までの反発は一服した。
市場で警戒されたのは、世界的なハイテク株安だ。
株式市場では、サムスンの半導体部門の業績が市場予想に届かなかったことなどを受け、29日のアジア市場でハイテク株が下落した。
Alphabet(アルファベット)の決算も人工知能(AI)関連投資への懸念を強め、米国株の重荷となった。こうしたリスク回避の動きが暗号資産(仮想通貨)市場にも波及したとみられる。
一方、米国のビットコイン現物ETF(上場投資信託)では資金流入が続いた。
Farside Investors(ファーサイド・インベスターズ)の集計によると、28日は約1億3730万ドル(約217億円、1ドル=157円換算)の純流入となり、26日から3営業日連続でプラスを記録。3日間の合計は約4億2360万ドルに達した。
ただし、ETFへの資金流入が続くなかでもビットコイン価格は下落しており、需給の改善が直ちに価格上昇につながるとは限らない。
デリバティブ市場でも清算が相次いだ。CoinDeskによると、29日の下落局面では暗号資産先物全体で24時間に約3億5600万ドルのポジションが清算され、このうち約2億500万ドルが買いポジションだった。
市場では、今後の米ハイテク企業の業績を見極めながら、ビットコインが8万ドル台を維持できるかが焦点となる。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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