Dogecoin Labs(ドージコイン・ラボ)は10月21日、Dogecoin Foundation(ドージコイン財団)との提携により設立されたと発表した。DOGEのエコシステムを支える製品、知的財産(IP)、開発チームを1つの独立組織に集約する。
ラボはウォレットのMyDoge、アプリ基盤のDogeOS、決済アプリのSuch Appを保有・運営する。IPと開発チームは、財団とその事業部門House of Doge(ハウス・オブ・ドージ)の双方から提供される。財団はエコシステムの監督やオープンソース開発の支援、コミュニティ活動を続け、ラボは製品開発と事業化に専念する。
MyDogeは有料の集客策を使わずに利用者50万人超を獲得した。DogeOSは9月30日にEVM互換の公開テストネットを開始した。Such Appはベータ版で請求書の発行や対面のQR決済に対応する。開発者がDogeOSでアプリを作り、保有者がMyDogeで使い、加盟店がSuch AppでDOGEを受け取るという構図だ。
最高経営責任者(CEO)には、MyDogeとDogeOSの創設者Jordan Jefferson(ジョーダン・ジェファーソン)氏が就任する。同氏は「これほどの流動性とコミュニティ、文化的影響力を兼ね備えたデジタル資産はほかにない」と強調し、コミュニティが長年掲げる「1DOGE=1ドル」の目標に見合う経済圏を築くとした。
ただし、DOGEは0.08ドル台前半で推移し、過去1カ月で約14%下落、2021年5月の最高値からは9割近く安い水準にある。Bitwise(ビットワイズ)のDOGE現物ETF(上場投資信託)は需要不足で清算が決まった。
国内ではbitFlyer(ビットフライヤー)など主要な取引所がDOGEを扱うが、MyDogeなどの日本展開は明らかにされていない。ミームコインが実需を獲得できるかを占う試金石となりそうだ。
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|文・編集:井上 俊彦
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