ビットコイン8.2万ドル前後、企業の買い増しと米株反発が支え

ビットコイン(BTC)は10月20日早朝、8万2000ドル前後で推移している。前週に一時8万ドルを割り込んだ後、企業によるビットコインの買い増しや米株式市場の反発などが意識され、持ち直した。

ビットコインは19日には、一時8万3000ドル付近まで上昇した。CoinMarketCapは上昇要因の一つとして、Strategy(ストラテジー)やStrive(ストライブ)によるビットコインの買い増しを挙げている。

ストラテジーは10月12〜18日に267BTCを約2210万ドル(約35億円、1ドル=159円換算)で取得。ストライブも14〜16日に1223BTCを取得し、保有量を3万6818BTCに増やした。

米株式市場の反発もビットコインと同時に進んだ。19日のナスダック総合指数は1%超上昇し、前週に大きく下落していた半導体やAI関連株に買い戻しが入った。リスク資産全般への警戒感がやや後退するなか、ビットコインも前週の安値から値を戻している。

マクロ面では、中国の第3四半期の国内総生産(GDP)が前年同期比4.5%増と市場予想を上回った。原油価格も下落しており、インフレ圧力への懸念がやや和らいだことも市場心理を支える材料となった。

一方、ビットコインは前週、米国のインフレ指標の上振れやハイテク株安を背景に大きく下落しており、足元でも値動きの大きい状態が続いている。

今後は企業によるビットコイン取得の動向に加え、米株式市場や米国債利回り、インフレ指標などマクロ環境が引き続き注目される。

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|文・編集:Shoko Galaviz
|画像:Adobe Stock

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