暗号資産運用会社のBitwise(ビットワイズ)は9月10日、ドージコイン(DOGE)現物ETF「Bitwise Dogecoin ETF」(BWOW)を清算し、閉鎖すると発表した。2025年11月の上場から約10カ月での撤退となる。
NYSE Arcaでの最終取引日は10月14日となる見込みで、残る株主には同22日に純資産価値に基づく現金が分配される。同社は「投資家のニーズの変化に対応するため、商品ラインナップの最適化を続けるなかで、ファンドを清算することを決定した」と説明している。
公式サイトによると、BWOWの純資産は9月8日時点で約72万ドル(約1億1200万円、1ドル=155円換算)にすぎない。上場週には1日約300万ドル(約4億6500万円)の出来高があったが、その後は低迷した。
ドージコインのETFは2025年9月に市場に登場し、大きな期待を集めたものの、投資家の間で普及しなかった。SoSoValueによると、現物型ETF3本の純資産は9月9日時点で合計約1231万ドル(約19億800万円)にとどまり、9月2日には約76万ドル(約1億1800万円)が純流出した。
8月にはHashdex(ハッシュデックス)がビットコイン(BTC)現物ETFを清算し、Bitwiseも同日、別のイーサリアム(ETH)関連ETFの閉鎖を発表した。暗号資産ETFは選別の段階に入りつつある。
日本でもbitFlyer(ビットフライヤー)などがドージコインを扱うが、暗号資産ETFは解禁されていない。7月成立の改正金融商品取引法の施行後も、当初の対象はビットコインとイーサリアムが有力とみられる。
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|文・編集:井上 俊彦
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