米ナスダック、クラーケン親会社に約153億円出資──トークン株式で連携強化=Bloomberg

米取引所運営会社Nasdaq(ナスダック)が、暗号資産(仮想通貨)取引所Kraken(クラーケン)の親会社Payward(ペイワード)に出資する。出資額は1億ドル(約153億円、1ドル=153円換算)で、Bloomberg(ブルームバーグ)が9月10日、事情に詳しい関係者の話として報じた。

ブルームバーグによると、出資はナスダックのベンチャー投資部門を通じて行われ、ペイワードの評価額は210億ドル(約3兆2130億円)となるという。株式のトークン化取引を支えるインフラの構築を進めるなか、両社が3月に発表した提携を拡大する動きだと報じている。

出資はナスダックのベンチャー投資部門を通じて行われ、ペイワードの評価額は210億ドル(約3兆2130億円)となる。株式のトークン化取引を支えるインフラの構築を進めるなか、両社が3月に発表した提携を拡大する動きだ。

両社は3月9日、規制された株式市場とブロックチェーン上の市場を接続するための提携を発表していた。ナスダックの発表によると、同社の市場インフラと、ペイワードのトークン化株式基盤「xStocks(エックスストックス)」をつなぐ仕組みを開発する。

この仕組みでは、発行企業の権利や規制への適合性を維持しながら、異なる市場間でトークン化株式を移転できるようにする。ナスダックは、株主名簿とブロックチェーン上の記録を結び付け、議決権行使や株主とのコミュニケーションの効率化も目指す。

ナスダックは3月の発表時点で、株式トークン化のプログラムを2027年上半期から稼働させる見通しを示していた。

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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock

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