不動産や債券といった現実資産(RWA)の取り扱いに強みを持つブロックチェーン「MANTRA(マントラ)」は8月21日、外部のソフトウェアにあった弱点(脆弱性)を悪用されたとして、ネットワークを一時的に止めたと公式Xで発表した。この影響で全ての取引が止まり、マントラへの入出金もできなくなっている。
マントラの障害状況ページによると、チェーンが使っている外部の部品(外部ライブラリ)に弱点があり、そこを攻撃されたことに気づいたため、ネットワークを停止したという。
弱点自体はすでに特定できており、修正に向けて準備中とのこと。ただし再開には、ネットワークを支える運営者(バリデーター)全員がタイミングを合わせて立ち上げ直す必要があり、時間がかかる見込みだという。
マントラは、流出した資金がどこに動いているかを追跡しており、複数の取引所とも情報をやり取りしていると説明した。この影響で、マントラを扱う取引所でも入出金停止が続いている。同社は「被害の全体像はまだ分かっていない」としており、いくら流出したのかは21日時点で公表されていない。
マントラのトークンは24時間比で約10%下落した。

|文:栃山直樹
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