Truth Social(トゥルース・ソーシャル)を運営するTrump Media & Technology Group(トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ)に関連するウォレットが8月1日、2回のオンチェーン取引で計2628BTCをCrypto.com(クリプト・ドット・コム)へ送金した。
当時の価格で約1億6500万ドル(約264億円、1ドル=160円換算)に相当する。オンチェーン分析のLookonchain(ルックオンチェーン)が「売却の可能性が高い」と指摘した。
だが同社広報担当者はThe Block(ザ・ブロック)に対し、ビットコインは送金したが売却はしていないと述べた。5月に約2650BTCを同じ取引所へ送った際も、広報担当者はCoinDesk(コインデスク)に「移動させたが売却はしていない」と語り、より大きなトレーディング戦略の一環だと説明していた。
オンチェーンデータで確認できるのは取引所への移動までであり、売却の有無までは判別できない。
送金後、公開ウォレットの残高は約4261BTC(約2億6800万ドル、約429億円)となった。同社が3月31日時点で転換社債の担保としていた4260.73BTCとほぼ一致する水準だ。
今回の送金は、上院で審議されている暗号資産(仮想通貨)市場構造法案「CLARITY法案(クラリティ法案)」で、大統領の暗号資産事業が最大の争点となっている中で起きた。同社は最大月10万ドル(約1600万円)でTruth APIの提供も始めており、Elizabeth Warren(エリザベス・ウォーレン)上院議員らがSEC(米証券取引委員会)に調査を求めている。
|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock


