TISIと日本カードネットワーク(CARDNET)は10月30日、社員食堂の有人レジでステーブルコイン決済の実証実験を行ったと発表した。決済から店舗への精算、取引記録の照合、経理処理まで、一連の業務を運用できることを確認したという。
実証場所は、CARDNETが入居する高田馬場のオフィスビル内にある社員食堂。利用者は同社や協力会社の社員などに限られ、円建てと米ドル建てのステーブルコインで決済した。
9月1日から8日までの6営業日で62人が参加し、137件の決済がすべて正常に完了した。両社によると、今回の実証の範囲では、事業化を阻害する重大な課題は確認されなかった。

決済処理時間も、社員食堂での運用に支障のない水準だったという。ガス代(ブロックチェーン上の取引手数料)は、1取引当たり中央値0.1円未満だった。
両社は今後、他の企業・団体向けにも実証の企画・運営支援や決済システムの提供を共同で進める予定だ。TISIは今回の結果を踏まえて操作性などを改善し、2027年度中の「ステーブルコイン決済支援サービス」の事業化を目指す。
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|文:平木 昌宏
|画像:TISI公式ホームページより(キャプチャ)


