ビットコイン(BTC)は10月21日早朝、8万2500ドル前後で推移している。前日に一時8万1000ドル台まで下落したものの、その後は持ち直し、24時間では約1%上昇している。
ビットコインを支える材料として意識されているのが、米国のビットコイン現物ETF(上場投資信託)への資金流入だ。19日の純流入額は合計約5億2670万ドル(約832億円、1ドル=158円換算)となり、9月22日以来の高水準を記録した。
特にBlackRock(ブラックロック)の「iShares Bitcoin Trust(IBIT)」には約6億6520万ドルが流入し、2025年10月以来の高水準となった。
一方、Fidelity(フィデリティ)のFBTCからは約8360万ドル、Grayscale(グレイスケール)のGBTCからは約5490万ドルが流出しており、資金流入はIBITに集中した。
マクロ環境では米国債利回りの低下もみられた。20日の米10年債利回りは一時5.10%を下回った。
原油価格も下落し、インフレ圧力への警戒がやや和らいだ。米株式市場ではダウ工業株30種平均が約1.0%、S&P500種株価指数が約0.3%上昇した一方、ナスダック総合指数はほぼ横ばいだった。
ただし、ビットコインは前週から8万ドル前後で値動きの大きい状態が続いている。AI関連株への警戒や米金融政策の先行きなど、不透明要因も残る。
足元では現物ビットコインETFへの資金流入が継続するかに加え、米国債利回りや株式市場の動向が引き続き注目される。
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|文・編集:Shoko Galaviz
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