メタプラネット、香港に完全子会社設立へ──金融事業で新たな収益源を開拓

Metaplanet(メタプラネット)は9月11日、香港に資産運用を担う完全子会社を設立すると発表した。資産運用事業の拡大に向け、米国子会社と連携するアジアの実務拠点を整える。

同社は、自社の資金で暗号資産(仮想通貨)のビットコイン(BTC)を購入・保有する事業を基盤に、顧客向けの資産運用や証券などの金融サービスへ収益源を広げようとしている。今回の設立は、こうした事業展開を進める構想「Project Nova(プロジェクト・ノヴァ)」の一環だ。

グループの資産運用事業の中核を担うのは、今年3月に設立を発表した米フロリダ州マイアミの子会社だ。メタプラネットは今後、運用する商品や投資戦略を増やすためには、投資先や運用方法の検討に加え、地域ごとの市場や取引先に対応できる実務体制の整備が重要としている。

香港子会社は、主にアジア時間帯の運用資産の売買を担当し、保有資産の状況や市場の動きも監視する予定だ。米国を中心とする運用体制に、時差のあるアジアの担当拠点を加えることで、相場の変化や投資機会に応じた取引、リスク管理を行いやすくする狙いだ。

新会社は、顧客から預かった資金と自己資金を、複数の投資戦略を組み合わせて運用する計画だ。対象には、ビットコインや関連企業の株式、ビットコインを財務資産として保有する企業が発行する優先証券などを含む。

設立は2026年9月、当初の出資金は100万ドル(約1億5000万円、1ドル=150円換算)を予定している。

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|文:平木 昌宏
|トップ画像:メタプラネット公式サイトより(キャプチャ)

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