韓国最大の暗号資産(仮想通貨)取引所Upbit(アップビット)で取引が急増している。
CoinGeckoのデータによると、過去24時間の取引高は約18億4000万ドル(約2900億円、1ドル=160円換算)となり、ビットコイン(BTC)相場の反発を背景に前日比273%増を記録した。これは3月中旬以来の高水準となる。
取引銘柄ではエックス・アール・ピー(XRP)が約4億1890万ドルで最多となり、ビットコイン、テザー(USDT)、イーサリアム(ETH)が続いた。韓国第2位の取引所Bithumb(ビッサム)でも取引高は約9億3490万ドルと前日比132.9%増加し、こちらでもXRPが最も活発に取引された。
韓国では2026年前半から暗号資産市場の低迷が続き、投資資金は株式市場へ流入していた。
AI向けメモリー半導体需要を背景にサムスン電子やSKハイニックスが買われ、主要株価指数KOSPIは過去最高値を更新。この流れを受け、アップビットとビッサムは2026年上半期決算で営業収益がともに約50%減少し、アップビットの純利益は74%減少、ビッサムは純損失へ転落した。
一方、6月下旬以降は株式市場の変動が大きくなる中、米財務省による国債買い戻し拡大の発表を受け、ビットコインを含む暗号資産市場が反発。市場関係者の間では、韓国の個人投資家が再び暗号資産へ関心を向け始めているとの見方が出ている。
|文・編集:Shoko Galaviz
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