・ビットコイン(BTC)は一時6万5000ドルを回復したものの、その後6万4900ドル付近まで反落した。Strategyが月曜日に再びBTC売却を発表する確率は、Polymarketで84%まで上昇している。
・マイケル・セイラー会長による意味深な「doing business」との投稿を受け、PolymarketではStrategyによる追加売却の予想確率が急上昇した。一方、新たなBTC購入を発表するとの予想は9%前後にとどまった。
・Strategy株(MSTR)は、6月22日に発表された直近のBTC購入以降、約8.6%下落している。
BTCが6万5000ドル割れ、トレーダーはStrategyの追加売却を警戒
BTCは週末、一時6万5000ドルのレジスタンスを突破したものの、月曜日早朝には6万4900ドル付近まで反落した。米国とイランの緊張緩和が進むなか、金曜日に発表された米雇用統計が市場予想を下回ったことで、金融政策をめぐるハト派的な見方が引き続き強まっている。
こうしたマクロ環境の改善にもかかわらず、市場の関心がStrategyによる恒例の月曜日の財務運用に関するアップデートへと移るなか、トレーダーは積極的な追随買いを控えた。
Strategyのマイケル・セイラー会長は日曜日、「doing business」との意味深な言葉を投稿し、こうした観測をさらに強めた。
この投稿を受け、Polymarketのトレーダーはすぐさま反応した。Strategyが新たなBTC売却を発表するとの予想確率は、数時間のうちに63%から一時84%まで急上昇した。

一方、Strategyが8月4~10日の報告期間に新たなBTC購入を発表するとの予想確率は、9%前後でほぼ変化しなかった。

Strategyが月曜日に行う発表は通常、前週に完了した取引を事後的に開示するもので、発表当日に同社が新たな売買を始めたことを意味するものではない。ただし、レバレッジ取引を行うトレーダーが発表を受けて素早くポジションを組み替えるため、日中に相場が大きく変動することも多い。
Strategyは過去2カ月、BTCを積極的に買い増す戦略から、バランスシートを積極的に管理する方向へと軸足を移している。
同社が最後にBTC購入を発表したのは2026年6月22日で、このとき約3490万ドルを投じて520BTCを取得した。その後、同社は2度の大規模な売却を実施している。6月29日から7月5日までに3588BTCを売却し、約2億1600万ドルを調達した。
さらに7月27日から8月2日にかけて、1BTCあたり平均6万3957ドルで1638BTCを売却し、1億473万ドルの売却代金を得た。
経営陣によると、この資金はほぼ半分ずつに分けられ、5240万ドルを優先株の配当支払いに充てたほか、5230万ドルを投じ、額面価格を下回って取引されていたSTRC優先株を買い戻した。

8月10日を迎えた時点で、Strategyは84万2138BTCを保有しており、その評価額は約550億ドルに上る。
同社が最後にビットコイン購入を発表した6月22日以降、Strategy株は約8.6%下落している。同日の終値109.46ドルから、8月7日の終値100.01ドルまで値を下げた。


