韓国の暗号資産取引所Upbit(アップビット)で、日本円建てステーブルコイン「JPYC」を基準価格より10%以上高い価格で購入した投資家が、2万1219人に達した。
買付総額は2598億5519万ウォン(約280億円、100ウォン=10.8円換算)だったと、韓国通信社の聯合ニュースが9月27日報じた。
報道によると、9月21日時点でJPYCを保有していた高値購入者は3792人だった。1人あたりの評価損は平均132万5530ウォン(約14万円)、全体では約50億3000万ウォン(約5億4000万円)に上ったという。
JPYCは、日本円と1対1での価値連動を目指すステーブルコインである。発行・償還サービスを通じて、原則として1JPYCを1円で発行・償還できる仕組みを持つ。
アップビットでは9月17日にJPYCの取引が始まった。取引開始直後は市場で売買できる数量が限られる一方、買い注文が集中したため、円との連動価格を大幅に上回る水準まで上昇した。

聯合ニュースによると、9月17日から21日までに基準価格の3倍以上4倍未満で購入した投資家は1万1449人で、買付額は854億2003万ウォン(約92億円)だった。2倍以上3倍未満では1万3728人が、1058億6281万ウォン(約114億円)相当を購入したという。基準価格の4倍以上で購入した投資家も2574人に上った。

高値で購入した2万1219人のうち、JPYCを売却して利益を確定した投資家は7006人だった。全体の33%に相当し、平均確定利益は45万3687ウォン(約4万9000円)だったという。
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|文:平木 昌宏
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