セーシェル拠点の暗号資産(仮想通貨)取引所Bitget(ビットゲット)は、対象ユーザー向けに米国株オプション取引を開始した。同社の「Stock+」サービスを、トークン化株式やプレIPOアクセスからさらに拡張する取り組みとなる。
今回導入されたのは、米国上場企業の株式に連動するオプション取引で、初期段階ではロングコールとロングプットに対応する。
コールは株価上昇を見込む強気ポジションを取る際に使われ、プットは株価下落を見込む取引や下方リスクの管理に利用できる。
ビットゲットによると、買い手の損失は支払ったプレミアムに限定される一方、想定した価格変動が起こらなかった場合、オプションは無価値で失効する可能性がある。
今回の提供開始は、ビットゲットの株式関連商品ラインを拡大するものだ。同社のStock+はすでにトークン化株式や、未公開企業へのプレIPOアクセスを提供しており、今回の米国株オプション追加により、ウォール街で広く使われる金融商品へのアクセスも加わる。
これにより、アクティブトレーダーは市場の値動き、決算期、ポートフォリオリスクに対して、より多様な戦略を取れるようになる。
ビットゲットは、上場オプションへの需要が過去最高水準に達していることも背景に挙げた。米国オプション市場では2025年に152億枚超のオプション契約が処理され、1取引日あたり平均約6000万件に達したという。
ビットゲットのGracy Chen(グレイシー・チェン)CEOは、同社が一貫して株式関連の機会をユーザーにつなげる取り組みを先行して進めてきたと述べた。そのうえで、トークン化株式から今回のオプションまで、同社は暗号資産、株式、金、世界各地の資産への高度な取引アクセスを提供し、金融商品の融合を進めていると説明した。
|文・編集:Shoko Galaviz
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