暗号資産(仮想通貨)取引所Kraken(クラーケン)は11月6日、米AI企業Anthropic(アンソロピック)の新規株式公開(IPO)に合わせ、同社株の値動きに連動するトークン「ANTx」を提供する方針を明らかにした。
対象地域の利用者は、アンソロピック株の取引開始前に「xStocks」を通じてANTxを申し込める。申込開始日は11月7日時点で公表されていない。
ANTxは、アンソロピック株の値動きを反映するトークン化証券だ。保有者に株主としての議決権や配当を受け取る権利はない。欧州経済領域(EEA)向けの案内では、上場後は月曜から金曜まで24時間取引できるとしている。ただし、日本の居住者はクラーケンを利用できない。
対話型AI「Claude(クロード)」を開発するアンソロピックは10月26日、IPOに向けた登録届出書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。銘柄コード「ANT」でNasdaq(ナスダック)への上場を計画している。
11月2日には、日本の投資家向けに普通株を募集するための有価証券届出書を関東財務局に提出した。国内募集額の上限は、届け出時点の見込みで35億ドル(5530億円、1ドル=158円)だ。
クラーケンは6月にも、米宇宙企業SpaceX(スペースX)のIPOに合わせてxStocksを通じた申込受付を始めた。同社の案内ページでは、スペースXのトークンは取引可能で、アンソロピックのANTxは受付開始前と表示されている。

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|文:平木 昌宏
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