決済大手Visa(ビザ)は10月27日の決算説明会で、ステーブルコインによる決済額が年換算で250億ドル(3兆9500億円、1ドル=158円)を超え、前年同期比10倍に拡大したと明らかにした。
決済に対応するブロックチェーンは、前年の2倍超となる10に増えた。ステーブルコイン連動型カードのプログラムも前年比70%超増の225件超となり、50カ国超で500万枚のカードに広がっている。
ステーブルコインは、米ドルなどの法定通貨に価値が連動するよう設計されたデジタル資産だ。ビザは、カード利用後に金融機関などが行う資金の受け渡しに活用している。
ビザは2025年12月16日、米国のカード発行会社や加盟店契約会社が、米ドル連動型ステーブルコインのUSDコイン(USDC)で同社との債務を決済できる仕組みを発表した。消費者のカード利用方法を変えずに、金融機関側の決済手段を増やす取り組みである。
送金分野でも活用が進む。ビザは今回の説明会で、送金サービス「Visa Direct(ビザ・ダイレクト)」における、ステーブルコインを使った事前入金による国際送金の仕組みが、試験段階から商用運用に移ったと説明した。
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|文:平木 昌宏
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