XRPを保有する米拠点のEvernorth Holdings(エバーノース)は米時間10月9日、特別買収目的会社(SPAC)のArmada Acquisition Corp. II(アルマダ・アクイジション・コープ・ツー)との企業結合を完了したと発表した。
10月12日に米ナスダックで、銘柄コード「XRPN」の取引を始める。SPACは未上場企業の上場を目的に設立される買収専用会社で、これを使うと通常の新規上場より短い手順で株式を公開できる。
エバーノースは、暗号資産(仮想通貨)XRP(エックスアールピー)を財務資産として保有する企業。本社はサンフランシスコにあり、上場により、XRPを直接購入しにくい投資家も、株式を通じて間接的にXRPへ投資できるようになる。
同社によると、企業結合の完了時点で約4億7300万XRPを保有している。取引費用を差し引く前の調達額は現金で約3億ドル(約474億円、1ドル=158円換算)。出資者には、Arrington Capital(アリントン・キャピタル)やRipple(リップル)、Pantera Capital(パンテラ・キャピタル)、Kraken(クラーケン)、GSRなどが名を連ねる。日本からもSBIグループが出資している。
エバーノースCEOのAsheesh Birla(アシーシュ・ビルラ)氏は7月、NADA NEWSの取材に対し、ナスダック上場に向けての最終承認の手続きを進めていると述べていた。
ビルラ氏は今回の発表で、「長期的に1株あたりのXRP保有量を増やすことを目指した戦略を推進していきます」とコメントしている。
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|文:橋本祐樹
|トップ写真:米エバーノース(Evernorth)CEOのアシーシュ・ビルラ氏(7月、NADA NEWS編集部撮影)


