自民党の議員連盟「デジタル先端金融議連」会長を務める衆議院議員の平将明氏は9月17日、米予測市場大手Kalshi(カルシ)の幹部が10月下旬に来日するのに合わせ、同議連で予測市場をテーマにした勉強会を開催する方針を明らかにした。
予測市場とは、「選挙でどちらが勝つか」「株価が上がるか下がるか」といった将来の出来事の結果に、参加者がお金を賭けて予想し合う仕組みだ。予想が当たれば利益を得られ、外れれば損失を被る。米国では、集合知としての活用や世論調査に匹敵する情報源として注目されている。
NADA NEWSは9月15日、同議連が予測市場を検討テーマに位置づけたことを関係者取材で報じていた。平氏が今回、当事者として内容と具体的日程を明かした。
平氏によると、勉強会にはカルシ幹部を招く一方、競合の予測市場Polymarket(ポリマーケット)の幹部の参加も調整しているという。両社は8月、平氏が自民党のブロックチェーン推進議員連盟としての視察で訪れた先でもある。
予測市場を巡っては、日本の現行法下では、自己資金を投じて結果に応じた財産の得喪を争う仕組みが刑法上の「賭博罪(185条)」に該当する可能性を排除できない。金融庁も国会答弁で慎重な姿勢を示しており、日本市場への参入にあたっては適法性の確保が前提となる。
平氏によると、10月下旬を含め複数回の勉強会を予定しており、国内事業者からのヒアリングも進める方針だという。
|取材・文:橋本祐樹
|トップ画像:Adobestock
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