米資産運用大手のVanEck(ヴァンエック)は8月13日、2026年後半の投資アイデアをまとめたブログ記事を公開し、執筆者のPatrick Schramm(パトリック・シュラム)氏はビットコイン(BTC)が「周期的な底打ちに近づいている」との見方を示した。
同社はBTCの下落局面を、4年ごとの半減期に連動した「予測可能な弱気サイクル」と位置づけている。今回のサイクルではピークの約12万5000ドルから6万ドル台前半まで下落したが、こうした周期は「構造的な破綻ではなく、仕様だ」と強調した。
判断の根拠として挙げたのが、ヴァンエックの独自指標「GEO」(グローバル流動性、エコシステムレバレッジ、オンチェーン活動)だ。3つのシグナルのうち2つが中立、エコシステムのレバレッジは建設的であり、「底打ちが近い兆候であり、段階的な買い増しを開始する妥当性があると考える」とした。
投資対象としては現物型のVanEck Bitcoin ETF(HODL)と、BTCのサイクル指標をリスク調整に組み込むVanEck Onchain Economy ETF(NODE)を挙げている。
同社CEOのJan van Eck(ヤン・ヴァンエック)氏も7月の四半期見通しで、BTCをゴールド(金)と同様の財政構造要因に支えられる「長期配分先」と位置づけている。
ただし同社は、過去のサイクルが再現される保証はなく、将来の結果を保証するものとして解釈すべきではないとも明記している。
|文・編集:井上 俊彦
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