AWS、ブロックチェーン管理サービスを終了へ

Amazon Web Services(アマゾン・ウェブ・サービス:AWS)は、ブロックチェーン管理サービス「Amazon Managed Blockchain(AMB)」のサポートを2027年9月29日に終了すると、公式ドキュメントで告知した。

同サービスを使ってアプリやシステムを運営する利用者は、終了までに別の環境へ移行する必要がある。

ブロックチェーンを使うアプリの開発では、ネットワークへの接続や取引データの取得に加え、それらを支える設備の運用・管理が必要になる。

AMBは、ブロックチェーンの構築・運用にかかる負担を軽減するサービスとして、2019年4月30日に一般提供を開始した。

企業が設備やシステムの管理に手間をかけず、アプリの開発に集中できるよう支援するもので、日本では同年5月2日に提供が始まった。

提供開始当時は、食品大手Nestlé(ネスレ)や米通信大手AT&T(エーティー・アンド・ティー)、シンガポール取引所(SGX)が利用企業として紹介されており、日本でも同年6月、ソニー・ミュージックエンタテインメントが、音楽の権利情報を効率的に処理するシステム基盤として採用した。

こうした企業の情報管理に加え、現在はビットコインやイーサリアムなどへの接続や、取引履歴・残高の取得にも対応し、Web3アプリの開発を支援している。

AWSによると、新規顧客の受け付けは2026年10月29日に停止し、既存顧客は2027年9月29日まで通常どおり利用できるという。

ただし、その後は機能にアクセスできなくなるため、早期に移行計画を立てるよう勧めている。

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|文:平木 昌宏
|画像:Adobe Stock