POAPの共同創業者のIsabel Gonzalez(イザベル・ゴンザレス)氏は8月3日、Xで、NFTを使った参加証明サービス「POAP(Proof of Attendance Protocol:出席証明プロトコル)」の事業を終了すると発表した。
POAPは今年3月にも新規発行者の受け入れを止める「メンテナンスモード」への移行を公式アカウントが発表しており、今回はその先の全面的な終了となる。
ゴンザレス氏によると、POAPは5年余りの間に数百万点のデジタル収集品を発行し、Coinbase(コインベース)、American Express(アメリカン・エキスプレス)、Warner Music Group(ワーナー・ミュージック・グループ)、Bayer(バイエル)など多数の組織と提携してきた。
イーサリアム財団のカンファレンス「Devcon」では1週間で8000点以上を発行する大規模施策も手がけたほか、世界各地の空港でPOAPを受け取れる「Airport Rally」も展開したという。
終了の理由についてゴンザレス氏は、暗号資産(仮想通貨)業界特有の資金調達サイクルや流通構造の中で、POAPが持つ本来の価値を損なわずに持続可能な事業を築くのは難しかったと説明した。
POAPのウェブサイトによると、46,210以上の発行者によって約760万POAPが発行された。
|文:栃山直樹
|画像:POAPウェブサイトから(キャプチャ)


