Tether International(テザー・インターナショナル)は7月31日、2026年第2四半期の財務・準備金報告書を公表した。
暗号資産(仮想通貨)市場全体の低迷が続く中、四半期の純営業利益は約15億ドル(約2400億円、1ドル=160円換算)に達した。主に米国債の保有とレポ取引(国債を担保とする短期資金取引)から得た利息によるものだ。
6月30日時点の総資産は1877億5100万ドル(約29兆9601億円)、負債は1836億4200万ドル(約29兆3827億円)で、資産が負債を41億1000万ドル(約6576億円)上回った。
ただし、この超過準備金は第1四半期末の82億ドル(約1兆3120億円)から半減している。上半期の財務結果は31億7100万ドル(約5074億円)のマイナスであり、ゴールド(金)とビットコイン(BTC)の評価損が響いた。
ビットコイン保有額は58億ドル(約9280億円)、貴金属は188億ドル(約3兆80億円)へそれぞれ減少した一方、ゴールドは14トン積み増し、保有量は146トン超となった。
ステーブルコイン市場全体が縮小するなか、テザー(USDT)の発行残高は四半期中に4億4600万ドル(約714億円)増え、約1846億ドル(約29兆5360億円)に達した。DeFiLlamaによると、市場全体の時価総額は約3121億ドル(約49兆9360億円)で、USDTのシェアは約59%だ。
Paolo Ardoino(パオロ・アルドイノ)氏はXへの投稿で「第2四半期は、実際の市場圧力の下でテザーの準備金戦略の強さを示した」と述べた。
|文・編集:井上 俊彦
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