暗号資産(仮想通貨)デリバティブ取引所BitMEX(ビットメックス)は7月23日、取引所サービスを9月23日13時(日本時間)に終了すると公式Xで発表した。
2014年にアーサー・ヘイズ氏らが創業した同取引所は、2016年に世界初とするビットコインの無期限スワップを提供したことで知られる。今回の閉鎖により、11年以上にわたる運営を終えることになる。
新規口座の登録は同日から停止しており、利用者に対して保有するポジションの決済と資産の早期出金を呼びかけている。
BitMEXによると、8月26日13時までは通常通り取引できるが、同時刻以降は新規ポジションの構築や既存ポジションの積み増しができなくなり、ポジションの縮小のみ可能になるという。
また、9月23日のサービス終了時点で残っている未決済ポジションについては、強制的に決済するとしている。
サービス終了後も、利用者はアカウントにログインし、残高や取引履歴を確認したうえで出金できる。ただし、本人確認を完了した利用者が資産を残した場合、50ドル相当または口座残高の年率1%相当のうち、高い方を月次の口座維持手数料として請求するとしている。
閉鎖については、運営会社のHDR Global Trading Limited(HDRグローバル・トレーディング)の取締役会が、事業と暗号資産業界全体を戦略的に見直した結果、決定したという。具体的な理由は明らかにしていない。
|文:NADA NEWS編集部
|画像:BitMEX公式Xより


