暗号資産(仮想通貨)関連企業BitMine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)は、イーサリアム(ETH)の保有量が577万38ETHに達し、約1億2070万ETHとする総供給量の約4.8%を保有していると発表した。
同社はETH総供給量の5%取得を目標としており、目標の96%に到達したとしている。
同社によると、保有するETHのうち491万7189ETH、全体の約85%をステーキングしている。機関投資家向けステーキング基盤「MAVAN(Made in America Validator Network)」などを通じて運用しており、直近7日間の年率換算利回り2.70%に基づき、年間ステーキング収益を約2億4200万ドル(約387億円、1ドル=160円換算)と予測している。
ビットマインの保有資産には、このほか206BTC、Beast Industries(ビースト・インダストリーズ)への1億8000万ドルの出資、Eightco Holdingsへの6900万ドルの出資、約4億8200万ドルの現金および市場性有価証券が含まれる。暗号資産や現金、株式投資などを合わせた評価額は約113億ドルとしている。
Tom Lee(トム・リー)会長は、ETHの積み増しを続ける理由の一つとして、7月1日にメインネットを稼働したArbitrum(アービトラム)基盤のレイヤー2ネットワーク「Robinhood Chain(ロビンフッド・チェーン)」の成長を挙げた。同氏は、同ネットワークの取引額が10億ドルを超え、一部の主要な分散型取引所を上回る取引量を記録したと説明した。
ロビンフッド・チェーンではETHがネイティブガストークンとして使われ、取引手数料はETH建てとなるほか、取引の最終確定はイーサリアム上で行われる。リー氏は、こうした仕組みを通じて一般利用者がETHを通貨として認識し始めているとの見方を示した。
|文・編集:Shoko Galaviz
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