HashPort Wallet、AIエージェントから操作可能に──複数チェーンの資産をJPYCへ集約

HashPort(ハッシュポート)は7月10日、AIエージェントとノンカストディアルウォレット「HashPort Wallet」を接続する「HashPort Wallet MCP」を9月に提供開始する予定だと発表した。

同サービスは、AIエージェントとウォレットをMCP(Model Context Protocol)を介して連携させるもの。

リリースによると、利用者がチャットで指示すると、AIがブロックチェーン上の送金や交換などを組み合わせた取引プランを提示するという。

資産を移動する操作には、PINや生体認証による利用者本人の承認が必要となる。秘密鍵は利用者自身が管理し、最終的な取引判断も利用者が行う設計だとしている。

対応するAIエージェントとして、Claude(クロード)、Codex(コーデックス)、ChatGPTなどを挙げている。

9月に提供予定の第1弾では、複数のブロックチェーンに分散した残高を、分散型取引所(DEX)を通じてJPYCへ交換・集約する機能を搭載する。

DeFi(分散型金融)レンディングプロトコルを通じて資産を預け先へ送る機能や、複数の取引先への国内外の支払いを一つの取引プランにまとめる機能にも対応する予定だ。

2027年前半には、旅行予約や買い物の支払いをAI経由で進める「エージェンティック・コマース」のほか、会計、給与、請求、受発注などの業務ソフトとの連携を計画している。

HashPort Walletは、大阪・関西万博で使われた「EXPO2025デジタルウォレット」をリニューアルしたウォレットアプリ。7月13日からは、JPYCが運営する「JPYC EX」上の発行・償還手続きをアプリ内から利用できる連携機能の提供も予定している。

関連記事:HashPort Wallet、アプリ内でJPYCの発行・償還が可能に

|文:平木 昌宏
|画像:リリースより

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