イーサリアム支持者ら、機関投資家との連携を担う非営利団体を設立

イーサリアム(Ethereum)の機関投資家向け普及を主導する非営利団体「Ethereum Institutional(イーサリアム・インスティテューショナル)」が7月1日に発足した。

イーサリアム(ETH)財務企業であるBitMine Immersion Technologies(ビットマイン・イマージョン・テクノロジーズ)とSharpLink(シャープリンク)、イーサリアム共同創設者のJoe Lubin(ジョー・ルービン)氏が主要な資金拠出者となり、その他の個人・機関の支援も受ける。

同団体はローンチを告知したXのへの投稿で、エコシステムには金融機関と向き合う「信頼できる独立した窓口」が欠けており、機関投資家の採用加速に不可欠な役割だと主張した。

銀行や資産運用会社を対象に教育や標準策定、調査、イベントを担い、ニューヨークやロンドン、香港、シンガポールから他の金融拠点へ広げる。

先週発足した研究開発の非営利団体Ethlabs(イーサ・ラボ)に続く動きで、支援者の多くが共通する。

両事業に関わる団体は「EthlabsとEthereum Institutionalは、イーサリアムの次章を補完し合う柱を形成する。一方はプロトコル層の革新と中核インフラを進め、もう一方は機関投資家を評価から大規模展開まで導くパートナーとなる」と説明した。

背景には、Ethereum Foundation(イーサリアム財団)の混乱がある。財団は今年、幹部の相次ぐ離脱や人員の20%削減、組織再編に見舞われた。

今回の設立は財団が主導してきた機関投資家との連携を引き継ぐ形になり、財団の役割低下も意識させる。日本は当面の進出先に含まれていない。

|文・編集:井上 俊彦
|画像:Shutterstock

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